変だよその癖

昨日、旦那は朝から張り切って防寒着を着ていました。
２０年ぶりとも言われる大雪、うちでは５０cmくらい積もっていました。

家から国道に出るまでは細い道で、毎日通るのはうちくらいです。
なので、自分たちで雪かきをしなければ翌日会社にも行けません。

「頑張ってね」

私が言うと、

「俺だけですか？」

・・・。

「私、防寒着がないから」

旦那は黙って外に出て行きました。

今週保育園であるそりすべり遠足で着るための防寒着。
それに出すお金を渋って
「俺の服を着て行けばいい」と買ってくれなかったのは旦那です。

自業自得だよね・・・と思いつつ、
子供たちも外に遊びに行きたいと言ったので
私も厚着をして外に出ました。

すると、旦那は雪かきはしていましたが
車の屋根に積もった雪を、車道側に降ろしていました！
((((；ﾟДﾟ))))

ちょっとちょっと！
これじゃ車が出られないじゃない！

と声をかけるとムッとした様子。
しかし、どうせ雪を下ろすなら、二度移動しなくていいように
雪置き場も考えなければだめでしょう！

車の雪下ろしを終えると、今度は道です。
道の左右は畑です。
旦那は、中央にある雪を、すぐ左隣に掻き上げます。

ちょっとちょっと！
そこに雪を積んじゃうと、残りの道幅じゃ車が通れないよ！！

「あれぇー？」

あれぇー、じゃないよ。
見てわかれ。見て気付け。

旦那の雪かきだと１日経っても終わらなそうなので
私も雪かきをしようと決め、雪かきの道具を物置に持ちにいきました。

すると・・・ありません。

旦那は雪かき用の四角いスコップを使っています。
雪を押す、ヘッドがプラスチック製の道具もあったはず。

旦那に、「雪かきの道具はどこにやったの？」と聞くと

「ああ・・・捨てた」

捨てた！？なんで！？((((；ﾟДﾟ))))

「スコップがあるからいらないと思って」

なんでーーーー！？((((；ﾟДﾟ))))

やること全てが意味不明です。

でも、仕方ないので、普通の先端がとがったスコップで雪かき。
粉雪でサラサラしていたので、すくって放るよりも
スコップを雪に刺したら横にスライドさせながら
道の横の畑に雪を落として行く方が効率が良い事がわかりました。

それを旦那に教えると
「あなたのスコップは先が尖っているからそれがいいでしょう。
私はあなたが掻き残した雪を後ろから処理して行きます」

はぁーーーー！？((((；ﾟДﾟ))))

天気も良くて、アスファルトが見えてくれば雪は自然に融けて行くんだから、
掻き残した雪を綺麗にするより、
目の前の道にある大量の雪を処理して車が通れるようにするのが優先でしょう！！

気が利かなすぎるのにイッライラして。

すると旦那は、「向こうから片づけてくる」と言い、
雪かきをする道の反対側から雪をかきはじめました。

後ろにつかれるよりも、反対側からやってもらうほうがいい・・・と、
しばらく旦那のことは忘れて雪かきをしていて、
ふと顔をあげると

！！((((；ﾟДﾟ))))！！

我が家から国道に出るには、細い道を進んで、T字路を右に曲がります。
旦那が左の道を使う事はほとんどありません。
その、左に曲がるほうの道に、ドーン！と雪の山を積み上げていました！！

ちょ・・・ちょっとちょっと！！
道の真ん中に雪を積み上げないでよ！！
通る人もいるんだから・・・

・・・と、言っているところに「道を通りたい人」が車でやってきました。

近所の畑の人です。
畑の様子を見にきたようです。

旦那が作った雪の山の前まで来て
何も言わずにバックで道を戻って行きました・・・。

旦那は「この道を通るやつの事まで考えてやる義理はない」と言いました。

私は、恥ずかしくて、申し訳なくて。

しばらくすると、近所の人は、
畑で使っている小さなブルドーザーのような機械に乗って戻ってきました。

旦那が積み上げた雪の山を道のわきに押しのけつつ
道を通って行きました・・・。

「通りたい人はああやって通って行くからいいんですよ」

旦那が勝ち誇ったように言いました。

旦那が雪山を作った先は除雪を全くしていなくて車では通れなかったと思うので
今回はそれでよかったのかもしれませんが・・・

もう少し、周りの人の迷惑も考えてくれ・・・

そう思わずにはいられませんでした…orz

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