人の不幸を「怒るから見てろ」。

産業医との面談をした日の夜、
旦那はなんとか持ち直して布団を出ていました。

夕飯を食べている時に、
お茶用のお湯を沸かしていたのを忘れていて
ケトルがピーと鳴ったので
慌てて移動したら
机の脚に足の小指をぶつけました。

痛いっ!

思わず声に出たくらいですが
ケトルが鳴り続けるので
痛みをこらえて止めに行き
急須にお茶の葉を入れました。

すると、リビングのほうから旦那の声が聞こえました。

「母ちゃんはこっちに来たら怒るから見てろ。面白いぞ」。

子供が、どうして怒るの?と聞いています。

「やり場のない怒りをぶつけるんだよ・・・くっくっく・・・」。

どうしてやり場のない怒りをぶつけるの?

子供がまた聞いています。

「足をぶつけて痛い思いをした人間は
自分が悪いのを誰かのせいにしたくて怒ると決まってるんだ。くっくっく・・・」。

旦那は、
聞こえていないつもりで話しているのでしょうけれど
聞こえるんですよ。
壁の薄いキッチンですから。

まだ足の小指が痛む中
お茶を運びました。

旦那は黙っています。

子供たちも黙っています。

私も何も言いません。

誰かが、足をぶつけて痛いと言ったら
普通は「大丈夫?」と言いそうなところを
「怒るから面白い」?

どんな育て方をされればそういう人格が育つのか
脳の構造がどうなっていれば
人の痛みがわからない人間になれるのか。

うつ病が治ったとしても
アスペルガーが治らないなら
この先付き合っていくのはやっぱり無理かもしれない。

声のかけかた、接し方で旦那が変わるかもしれないと
ほんの少しでも期待した自分が馬鹿でした。

今日も愚痴でごめんなさい。
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