思い込みが激しすぎて付き合えない。

子供の小学校の入学式出席のためと
社会復帰の練習を兼ねて
旦那が一時帰宅を許可されました。

入学式では、親が先に席に着き
子供が後から入場してきます。

他の家は
式の前に子供にランドセルを背負わせて写真を撮り
家族仲良く写真を撮ってもらっていましたが
旦那が人込みを嫌ってそれをしなかったので
父兄席の一番前に座ることができていました。

着席してから30分ほど。
子供たちの入場直前、
突然、旦那が大声で言いました。

すげえな、
椅子の高さを一人一人合わせてんのか!

私は、唐突に言われたことの意味がわからず
「椅子の高さを合わせてるって?」と
オウム返しすることしかできなくて。

後ろから3番目がうちの子だろ?
ちゃんと椅子の高さ合わせてんだよ。
その前の席が〇〇ちゃんだろ?
背の高い子には背の高い椅子を用意してんだ。
すげえな!

子供席を見てみると
確かに、椅子の高さはバラバラです。

だけどそれは、
他の学年の子の椅子を持って来て並べているから
今までその椅子を使っていた子供のサイズに合わせて
椅子の高さがまちまちなだけで
入学する新一年生のために
サイズを合わせたのではないんです。

それなのに旦那は
自分の気づいた功績を
周りの人にも気づかせようとでもしているのか
「椅子の高さが合ってる!」と声高に叫びます。

私は顔から火が出るほど恥ずかしく、
「椅子を使っていた子の身長に合わせてサイズがばらばらなだけで
新1年生の背の高さになんて合わせていないよ」と小声で言いましたが
私の意見など聞こえないのか
自分の考えが正しいと思い私を無視したのか
「椅子の高さが!」と興奮しながら
ガタガタ貧乏ゆすりをしました。

隣に座るんじゃなかったと後悔したとき
入学式が始まり、旦那は静かになりました。

子供たちが入場すると
うちの子供は、後ろから3番目でもなく
サイズの高い椅子に座ることになり、
足はつかずにブラブラし
うちの子の前の席は、
〇〇ちゃんでもありませんでした。

それを見ても旦那はなにも言いませんでした。
私も、なにも言いませんでした。

普通の家なら、
「ほら、違ったじゃないのー、バカねー」と
夫婦の間で笑いあったりするのでしょうけれど
私がそんなことを旦那に言ったら
寝ている間に旦那が死ぬか私が殺されるか。

大げさな話ではなく
メンタルが普通ではない人との生活は
常に、精神力を消耗させられます。

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