買い与えなければ知るはずがない。

少し前の話です。

下の子が「また飴が食べたいよー!」とぐずりました。

うちでは、飴は買いません。
虫歯になりやすいという理由が一つ
予算がないという理由が一つ。

旦那に、飴くらい買ってあげようよと言うと
旦那は「買い与えるから味を覚えるのであって、
買い与えなければ知るはずがない、買い与えた人間が悪い」と言いました。

でも、私は飴は買っていないんです。

保育園の帰りに、駐車場でお友達のお母さんから子供がもらったのです。

そう言おうとしても声を荒らげて
「一時的にいい顔をするつもりで子供に飴を与えて味を覚えさせて
こうやって可哀想な思いをさせる人間が一番悪いんだよ!飴なんか買わねぇぞ!」

おそらく、旦那の小さい頃には、こんなことを言われておやつを買ってもらえなかったのでしょう。

きょうだいの人数分、おなじものがなければ
「平等」という大義のもとに、おやつはもらえなかったそうです。

人数分の種類のアイスやケーキを買って、各自好きなものをとりなさい、というのは
旦那の実家では全く無くて
人数分の同じアイスがないなら、買ってやらないから、
買って欲しいなら予算内で、
人数分の数があるものを選べと言われていたようで
アイスケースの中に体を突っ込むようにしながら
奥のほうにあるかもしれない一番安いアイスを必死に探していたようです。

旦那の考え方は、育ってきたおかしな家庭環境がもとになっていることを知っているので
旦那のことも可哀想だと思いますけれど
大事なのは、今です。
私の子供は、私が守らなければいけないと思います。

その時、飴は買えませんでしたが
近所の家の前を通りかかったら
その家のおばあちゃまが、飴を一袋下さいました。

とても嬉しく、また、ありがたいことでした。
私の子供には「感謝の気持ち」を持てる人間になって欲しいです。

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カテゴリー: 節約生活

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