だって、着る服が無い。

ゴールデンウイーク中のことです。

アリの巣退治用の薬を買いに行こうとした旦那の格好を見て
思わず目が丸くなり、そして点になりました。

あまりにもおしゃれだったんです。

いえ、おしゃれというには多少変だったかもしれませんが
言葉だけで説明すると
薄手の長袖の上に、半袖のパーカーを着て
おしゃれっぽい重ね着になっていました。

もっとも、長袖の首周りから
旦那が下着代わりに着ているグレーのYシャツが見えているので
それはどうなのか?と思いましたけれど。

私があまりにもまじまじと見たので
旦那は「なに?」と聞きました。

私が、「いや、珍しくおしゃれしてるなと思って」と言うと
旦那はむきになって

おしゃれじゃありません!着る服が無いんです!

と、言いました。

私、一瞬ハトが豆鉄砲食らったような顔をしたと思います。
でも、言いましたよ。

だったら、服を買えばいいじゃない!
私は今まで何回も服を買いに行こうと誘ったけど
服はいらないって断ったのはあなたでしょう?
それに、買いに行くのが嫌だったら
通販で買おうって何回も何回も言ったし
トータルコーディネートのお店の服を見せたよね?
それをまるで私の責任みたいに、服がないって言われても
私、困るんだけど!

すると旦那は

着る服がないと言っただけであなたを責めてはいませんよ。
着るものが無いから
無いという事実を述べただけです。

w(゚ロ゚)w

一見、このやりとりは良さそうに聞こえますが
つまり、私からの「服を買おう」という提案は無視されました。

どうして、この先必ず必要になるとわかっているものを
買う事ができないんでしょう?

会社に毎日着て行くYシャツすら
新しいものを買ってくるからサイズをどうする?と聞いても言いません。

会社に履いていくズボンも、昨年の転職の際に2本だけ買って
1本はシミがついて履けなくなりましたが
追加で買う事をしないので
結局毎日同じ黒いズボンを履いて行ってます。

買えばいいですし
買わないとわかっているなら
買いに行った時に一生着る服に困らないように
10着くらいまとめて買ってくればいいのに。

でも、うちではほんの半年前まで
厳しい家計制限があって、
1カ月の服代金は、家族4人で5000円と決まっていたんでした。

子供の服を買いたければ、
3ヶ月後の服代金を前借りする・・・など
思い出してもバカらしい旦那のルールに縛られていました。

旦那はうつ病になってから何も言わずに家計簿をつけなくなったので
財布のレシートを漁られる事も
手帳をチェックされることも
携帯を盗み見られる事もなくなり
細かい事言わなくなったので
人生がとても楽になりました。

やっぱり、あの頃の旦那は精神的におかしかったのだろうと思います。
薬を飲んで、強迫観念から逃れられたならよかったです。

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