義母からの無言電話。
これは2月の大雪の時の話です。
1メートル以上の雪が庭に積もっていた日の事でした。
雪かきをどうしよう?食料は足りる?灯油はある?プロパンガスは?
・・・と、生命の危険を感じながら残量確認をしていた時
居間の電話が鳴りました。
家の電話はナンバーディスプレーなので、
旦那の実家から電話がかかってきたことはすぐわかりました。
この時、旦那は自分の車を雪の下から掘りだすことに熱心で家にいなかったので
ああ、嫌だなと思いながら受話器をとりました。
「はい、もしもし、○○です」
「・・・」
「もしもーし!○○です」
「・・・」
私が実家からの電話に出ると、いつも電話の向こうでは無言です。
嫁姑関係は、悪くはないです。
なのにいつも私が電話に出ると無言で電話を切られるんです。
それでも、このタイミングで電話をかけてきてくれるということは
大雪を心配してかけてきてくれているはずですから
なんとかコミュニケーションをとろうとこちらも一生懸命です。
それで、言いました。
「もしもし、○○(私の名前)です。お父さんですか?お母さんですか?○○さん(旦那
)は今、雪かきで外に出ていて電話に出られません。なので、○○が電話に出ました」
すると、少しためらう間があってから
「まぁまぁ○○さんですか、お久しぶりです、お変わりありませんか?」
「はい、ありがとうございます、雪の中でも皆元気にやっています」
「それは、よかったです。今日届くように荷物を送ったから、もう届いたかと思って」
「!!」
私にとっては義母の発言は二重の驚きでした。
今までお中元、お歳暮以外には、子供の初節句も誕生日もクリスマスもお年玉も
何もくれない実家から、雪で家の外に出られない我が家に支援物資を送ってくれたなんて!
でも、この豪雪で道は寸断されているから新聞すら届かない現状なのよ。
テレビを見て、それくらいわかってよ・・・(ToT)
それでも、義母の気遣いは嬉しく、
「ありがとうございます、1週間くらいの食料はなんとかなりそうですが
この雪なので、いつ荷物が届くかはわからなくて・・・」と、答えると、お母さんは
「もう小学生になるなんて知らなくてねぇー(!)
ランドセルはまだ早いかと思ったけど、今日届くから、受け取って下さいね」
工工エエェェΣ(○ロ○)ェェエエ工工
ラ・・・ランドセル!?
豪雪で買い物に行けないから、それを心配して送ってくれる品物じゃないの?
いや、その前に、「小学生になるなんて知らなくて!?」って言った???
「あ・・・いえ、あの、今、こちらはものすごい雪が積もっていて
新聞も届かないので、ランドセルを配達してもらえるかどうか・・・」
動揺しながらもかろうじてこう言うと
「ああ、そういえば、そちらの地域では雪が大変だってテレビでやっていましたね。
そうですかー」
w(゚ロ゚)w
旦那もそうだけど、旦那のお母さんも、他人にはあまり興味はなさそうです。
会話をするだけで疲れるので
次からは、無言電話でガチャンと切られる
いつもの(と、いってもほとんどかけてこないけど)パターンでいいやと思いました。
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カテゴリー: 義母の特殊な思考